ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密 Ya-Ya- Sisterhood

あらすじ：
若手劇作家のシッダは、インタビューで母親ヴィヴィのことを、
「良い母でなかった」と語った言葉が記事になり、ヴィヴィと大喧嘩。
すっかり意気消沈したヴィヴィを見て、ヴィヴィの生涯の友、
ヤァヤァ・シスターズが立ち上がる。シダを故郷ルイジアナへ連れ戻し、
彼女に１冊のスクラップブックを見せる。それは、40年以上にわたり
ヤァヤァズが記録してきた、ヴィヴィたち４人組の歴史だった。
写真や書き込み、コラージュや手紙などが詰め込まれたスクラップブックに、
知らなかった母親の人生がまぶしく映し出されていく。

監督：カーリー・クーリ
出演：サンドラ・ブロック、エレン・バースティン

コメント：
私の母は、自分の事は二の次、三の次で私たち姉妹の事を大事に育ててくれた
ので、母親というものはすべての人がそういうものだと思って生きてきた私には、
ヴィヴィの子供っぽい振る舞いには驚いてしまいました。
娘も同じようにやり返すのが姉妹喧嘩のようで、可笑しかっけれど・・・＾＾
綺麗で若くて才能もある人が、心の傷を隠して母親になると、心の病を患って
しまうのでしょうか・・・。
母親として見ていると許せない事でも、大人になって、少し前を進んでいる同じ
女性である事に気がつくと、なんだか友達のように思えてくるのは不思議で素敵
な感覚。。
女性の人生には、いくつもの秘密が隠されているものですね。それは母にとっても。

こんな人におすすめ：
・母娘喧嘩をした事がある。
・母と2人だけの秘密（思い出）がある。
・これから母親になる人。
・家族同然の大切な仲間がいる。
・ぶつかり合うことがあっても、母が大好き。

阪急電車 片道15分の奇跡

あらすじ：
宝塚～西宮北口間を約15分で走る、えんじ色の車体にレトロな内装の阪急今津線。
その電車に、さまざまな“愛”に悩み、やりきれない気持ちを抱えながら、
偶然乗り合わせただけの乗客たちがいた。

後輩に婚約者を寝取られたOL。
カレシのDVに悩む女子大生。
息子夫婦との関係がぎくしゃくしている老婦人。
セレブ気取りの奥様たちとの付き合いに疲弊する平凡な主婦。
おしゃれな大学になかなか馴染めない地方出身の男女。
年上の会社員と付き合いながら、憧れの大学を諦めきれない女子高生。

電車内という限られた空間で、それぞれの人生がほんのちょっと重なり合い、
影響し合い、そして離れていく…。

監督：三宅喜重
主演：中谷美紀／戸田恵梨香／宮本信子

コメント：
中谷美紀の涙にもらい泣きした～。
悔しくて。一緒に。

そして、美しい…。
花嫁姿も、着替えた後のスッキリラフなスタイルも。
がんばれ！！本当に、「良い女」だよ～*

戸田恵梨香の脚も、美しいこと・・！
すらりと伸びた、引き締まった細い脚。憧れる。
往路ではかわいそうな役だったけど
復路では人が変わったようにたくましくなっていた。
良い恋してね☆


身近で、こんな出会いがあったらステキだなーっておもう。


こんなひとにおすすめ☆：
・ほんわか系が観たい
・オムニバスが好き
・泣くのをやめて、吹っ切れたい

ユキとニナ

あらすじ：
パリに住む仏日ハーフで9歳の女の子のユキは、同い年のニナと大の親友だった。
だがある時両親の仲が悪くなり、母親はユキを連れて日本へ帰ることを計画する。
親友と離れたくない二人は、両親の離婚を阻止するために奮闘するが、
それも虚しく離婚は決定的となった。
ユキとニナは家出を決意し、電車に乗ってニナの母親の故郷へ向かう。

監督：諏訪敦弘　イポリット・ジラルド
出演：ノエ・サンピ　アリエル・ムーテル

コメント：
ユキちゃん役のノエ・サンピちゃんは、役柄と同じ日本人とフランス人の
血を引く女の子。
諏訪監督が「ルノワールの絵画から抜け出てきたようだ」と表現したのも納得！
フランスのお友達といるとフランス人に見えて、日本のお友達といると
日本人に見えました。
透明感のある、とても魅力的な女の子です。
ニナちゃんは、ユキちゃんよりちょっとお姉さんな性格かな＾＾
パリの子供たちは、喧嘩した時に「にゃにゃにゃー！」って言うの？？
可愛すぎる！
2人キャーキャー騒ぎながらテントを建てるシーンには笑ってしまった＊
途中、まるでジブリ作品？と思ってしまうほどのファンタジー感がある
シーンもあり。

こんな人におすすめ：
・子供が好き。
・都会が好き。でも田舎も好き！
・子供の頃、べったりだった仲良しさんがいる。