2012/07/02

ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ

あらすじ
60~70年代を疾走した天才女性チェリスト、ジャクリーヌ・デュ・プレの
一生を、 ジャクリーヌと姉のヒラリーの双方の視点から描く。

ヒラリーとジャクリーヌの姉妹は幼少の頃から音楽好きの母 アイリスによって
育てられた。 チェロを奏でる妹のジャクリーヌは、姉のヒラリーが
フルートの天才と囃し立てられる傍らでコンプレックスを抱くようになっていた。
姉に負けじと熱心な練習に没頭し、コンクールで絶賛されたことを機に
ジャクリーヌはチェリストとしての才能を開花させていく。
ヒラリーは自分の才能に見切りをつけ、大学の同級生の指揮者キーファと結婚し 平凡な家庭夫人となる道を選ぶ。
ジャクリーヌの演奏はさらに輝きを増し、全世界の賞賛を手中にするが...。

監督:アナンド・タッカー 出演:エミリー・ワトソン/レイチェル・グリフィス

コメント
「え?ほんとう?」ってビックリするシーンが・・。
愛情や嫉妬や葛藤、さまざまな感情が深く重く入り混じって それぞれがどんな心情だったのか、理解にくるしむ映画。
精神の均衡を失っていくジャクリーヌがかかってしまった 多発性硬化症という病気にもぞっとした。
観てからもう10年以上経つけど、インパクトが強すぎて 忘れられない。

姉妹の深い絆と愛情と 痛みが伝わってくる映画。

ジャクリーヌの着ていた青いゴージャスなコートも印象的。
かわいそうなのに美しい。

こんなひとにおすすめ☆
・深いことを考えるのがすき ・コンプレックスがある
・負けず嫌いの妹タイプ


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